よくある相談

Q.矯正は何歳ごろから始めるのがよいのですか?
どの人にもあてはまるような年齢はありません。しかし、歯並びの乱れが成長期(5歳~10歳)に著しく認められる場合は、すぐにかかりつけの歯科医師または、斉藤歯科医院にご相談ください。特に反対咬合は、早め(4歳位)の治療をお勧めします。

Q.大人でも治療できますか?
成人の方でも歯科矯正を受けている方はたくさんいらっしゃいます。

.歯を抜かなければ、治療ができないでしょうか?
歯とあごの大きさの不調和が著しい場合は、抜歯が必要となりますが、乳歯から永久歯に代わる頃やあごの成長が旺盛な時期に治療を開始すれば、抜かずに治療する可能性も高くなります。

Q.口の中に装置を入れると痛くありませんか?
初めて装置をつけたときには、3~4日歯が浮いたような痛みがありますが、我慢できない痛みではありません。その痛みも1週間ほどで慣れます。

Q.虫歯や歯周病にかかっていても、矯正できますか?
矯正の前に検査をして、虫歯や歯周病がある場合は、先に必要な治療をすませてから矯正治療をします。

Q.歯科矯正中に虫歯ができたらどうなりますか?
虫歯になったら、その部分だけ装置を外して虫歯の治療を行います。その分、治療期間も伸びてしまいますので、虫歯にならないように丁寧にブラッシングしましょう。

Q.治療期間と費用はどのくらいですか?
治療内容によって期間や費用は異なります。一般的には動的治療に1~3年、治療後の保定で1~2年程度かかります。費用はかかりつけの歯科医師または、斉藤歯科医院にご相談ください。

Q.歯はどんな仕組みで動きますか?
歯を支える骨の吸収と造骨という現象で動きます。

Q.食事や歯みがきは、普通と同じでよいでしょうか?
矯正装置によっても多少の違いはありますが、普通の食事であれば問題はありません。装置をつけているので、歯みがきには、工夫がいります。みがき方の指導をしますから、早くそれを身につけてください。

Q.矯正治療が成功するポイントは、どこにありますか?
矯正治療は長い治療期間を必要とします。患者さんと矯正医が協力体制と信頼関係を保ちながら、途中であきらめないよう頑張ることが必要です。斉藤歯科医院で一緒に頑張りましょう!

Q.ローンやカードは使えますか?
使えます。各種クレジットカードもご利用いただけますし、デンタルローンも扱っています。また、医療費控除の対象になり、確定申告で税金が一部戻ってきます。

反対咬合(受け口)に関する質問

Q.反対咬合(受け口)は自然に治りますか?
永久歯が生える時、自然に治ることがあります。ただし、かなり少数例です。反対になっている下の前歯が5~6本、逆の噛み合わせが深い、近親に反対咬合(受け口)の人がいるなど、これらの場合、自然に治る可能性は極めて少ないと考えていいでしょう。

Q.永久歯が生えるまで、様子見を進められましたが大丈夫でしょうか?
自然に治る場合もありますが、それはかなり少数です。大半の方が早期初期治療が必要です。

.反対咬合は治した方がいいですか?
不正咬合だから成長発育が遅れるということは基本的にはありませんが、サ行、タ行の発音に特徴的な舌足らずのしゃべり方になります。しかし、治療を勧める第一の理由は審美的な理由です。反対咬合特有の顔貌に劣等感を感じることがあります。心の負担を軽くし、生活の質も向上が目標です。

Q.早く治した方がいいですか?
噛み合わせを逆のままにしておくと、下顎が過成長しやすい状態が続きます。下顎が取り返しのつかないほど大きくなってしまう前に、逆の噛み合わせは治しておくべきです。早ければ早いほど、ご本人の負担は軽くて済むと思います。年齢が高くなると、治療法の選択肢が狭くなります。過成長し大きくなってしまうと、「下顎を切断して縮める」という手術も選択肢にあがってきます。

Q.一度治したら、もう大丈夫ですか?
ムーシールド治療法は、大抵の場合、およそ一年間を目標に治療します。一度治したら、「もう大丈夫」という方が大半です。しかし、成長がスパートする頃、再治療を必要とする場合があります。定期健診は重要です。女子は15~16歳、男子は17~18歳まで成長します。その頃まで、定期的に続けることが理想です。